ベル通信 Vol.034【2018年8,9月号】

院長からのごあいさつ

記録的な酷暑が続く中、西日本を中心とした『平成30年7月豪雨』や『大阪府北部地震』で被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。 

周産期(出産前後の期間)には様々な予想外の急変が起こります。その中で母子が危険な状態となった場合には緊急帝王切開を行う事があります。日本では妊婦さんの約20%(5人に1人)が帝王切開で出産しています。予定と緊急の帝王切開が有りますが、緊急帝王切開は誰にでも突然起こりえます。もしもの時に備えて、帝王切開が必要となったら、お母さんと赤ちゃんにどのようなことが起こるのか、お母さんと家族がすべきこと・できることは何かをイメージしておくことで、安全で満足な出産につながります。当院では、約2年半前に中部大学の横手直美先生にレクチャーを受けてから、ベルママクラスなどで帝王切開分娩の情報提供を行うことに取り組んでいます。

ちなみに当院の昨年の帝王切開率は9.2%(10人に1人以下)で、一昨年の11%から少し低下しました。又、過去の5年の平均帝王切開率は12.5%で、その内緊急帝王切開は4.4%でした。

色々有った平成最後の「夏」。過去の教訓を忘れずに、南海トラフ地震の発生が予想される中、この地域においても大災害時周産期ネットワークが構築され、もしもの時に周到に備える必要があると思います。

(鈴木まさし)


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クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します!

2018年7月生まれの赤ちゃん

 

 2018年8月生まれの赤ちゃん

※ 許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。


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【外来】
・はり・お灸があってよかったです。効果もあったように思います。
ヨガは、お産の呼吸や体勢を教えてもらって、本当に行ってよかったです。

【入院中】
・助産師がつきっきりでいてくれる安心感、先生が的確なアドバイスをくださって安心してお産に望めました。カンガルーケアが長く、その間にはじめてお乳を一生懸命すっている姿をみることができて、とても感動しました。

・第1子に続きお世話になりましたが、今回もとても気持ちよく入院生活を送ることができました。院内も病室も毎日きれいに掃除されているのはうれしいですし、すべてのスタッフの方も笑顔で挨拶してくださったり、気さくな院長先生、助産師さんには気になることを遠慮することなく聞けたので、精神的に助かりました。ご飯もとても美味しかったです。ただボリュームが多い日、あれ!少し物足りないなと思う日もあったので、量のバランスが統一されるとなお良いと思いました。

・バースプランに近いかたちで産めてよかった。


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当院でご出産された方には、院長からのお祝いとしてディナーをプレゼントさせていただいています。

赤ちゃんが産まれると、外食はもちろん、ご夫婦でゆっくりと食事をする事が難しくなります。
是非、お二人でゆ
っくり会話を楽しみながら、お食事をご堪能ください。
                             

 

 

 

 

 


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新生児はなぜ泣くの?

育児に正解はありません。初産婦さんは初めてのことばかりで悩むのは良くあることですが、経産婦さんであっても悩みは尽きません。
そこで今回は赤ちゃん(特に新生児)との生活の中での悩みごととして良く聞かれる、赤ちゃんが泣く原因とその対処法についてお伝えします。

①赤ちゃんの睡眠について
レム睡眠   ・・・ 体の睡眠・浅い眠り
(脳は活動しているので、少しの刺激で目を覚ます)
ノンレム睡眠 ・・・ 脳の睡眠・深い眠り  ※新生児の睡眠のほとんどはレム睡眠

胎児      → ママのお腹の中で、約10ヶ月間好きな時間に寝ている
新生児     → 1日2~3時間間隔で目覚めながら1日16~17時間寝ている
生後3~4ヶ月頃 → 昼に起きている時間と夜に寝ている時間がまとまってくる

②新生児が泣く原因   
★心理的な原因
ベビー)不安・寂しい・甘えたい
ママ)イライラ・不安・焦り
★物理的な原因
空腹、おむつが汚れている、かゆい、暑い、明るい、騒がしい、環境の変化

③対策
スキンシップ    抱き癖は気にせず、ギューっと抱きしめる
(体温を感じ、鼓動が聞こえると安心する)
話しかける     ママのお腹の中で聞いていた音は
精神を安定させるので効果的
名前を呼んだり、歌うように語りかける
(ママの声を聞くと安心する)
おくるみで巻く   子宮の中にいた時の感覚に似ている
(包まれているという安心感)
生活リズムを整える カーテンを開け、朝日を浴びさせる
夜は部屋を暗くして静かにする
環境を整える
赤ちゃんの泣き方には個人差があるので、あまり神経質になる必要はありません。しかし、1人で頑張りすぎると心も体も疲れてしまいます。たまにはゆっくり休息がとれるよう、家族に手伝ってもらうのもいいですね。ママ友を作ると悩みや不安を共有でき、育児不安やストレスも減るのでお勧めです。

産後1~2ヶ月は不慣れなことが多く大変ですが、赤ちゃんとの生活に慣れてくると育児を楽しむ余裕も出てきます。当院での産後教室(ママビクス・ママとベビーのボールエクササイズ)や母乳外来もご利用ください。