ベル通信 Vol.63【2023年6月・7月号】

    院長のごあいさつ

    去る7月6日に、産婦人科の医師を主な対象とした、「女性のホルモンの変動に伴う症状と対策」をテーマにしたウェブセミナーの司会をしました。講演内容は、女性ホルモンの変動に伴う症状であるPMSと更年期障害についてと、月経時頭痛を含めた働き盛り・子育て世代に多い頭痛に対しての最新の診療についてでした。

    片頭痛は、女性は男性の約4倍有り、特に20〜40代の女性に多く見られます。初潮を迎えた後に多くなる、月経と関連して起こりやすい、妊娠6ヶ月を過ぎると発作が消失・軽快する、出産後に再発する、閉経を過ぎると改善することが多いなど、片頭痛は女性ホルモンの影響を受けやすいことが知られています。月経時に起こる片頭痛は、他の時期の発作に比べ、痛みが強く・持続時間が長く・一般的な痛み止めが効きにくいことが特徴です。しかし、多くの女性は月経時の偏頭痛を月経痛の一部と考え、市販薬のみで対処しています。

    当院では、月経時や排卵期のホルモンの変動に伴う頭痛に対し、カロナールやロキソニンなどの解熱鎮痛剤で効果が不十分な方には、トリプタン系と言う片頭痛の薬を使用しています。それでも効果が不十分な場合や、使用頻度が多い場合は、陶生病院脳神経内科の頭痛外来を紹介しています。一昨年から新しい片頭痛の予防薬が登場し、素晴らしい効果を上げています。

    季節柄、天気の変動やストレスで頭痛に悩まれている方も多いと思います。子宮頚がん検診のついでの時にでも、一度当院にご相談下さい。

    (鈴木まさし)

    クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します!

    2023年5月生まれの赤ちゃん

    2023年6月生まれの赤ちゃん

    外来

    • 待合のところのキッズスペースが、上の子のお気に入りでした!
    • ゆったりとした雰囲気で、リラックスして診察してもらうことができました。
    • 先生が診察の終わりに、毎回「質問は?」と聞いて下さるので、気になる事があった時、聞き易くて助かります。
    • 予約をしなくても、それほど待つこともなく、受付の方も分からない事は丁寧に教えて下さるので、とても良かったです。つわりがひどい時期や、術後の鍼灸もとても良かったです。
    • 長く待つことなくスムーズに診ていただいて、幼稚園の送迎の合い間でも通院しやすかったです。食事やマタニティタクシーのことなどもアドバイスいただいて、ありがたかったです。

    病棟

    • 大部屋の個人エリアも広くて、過ごしやすかったです。
      ご飯がすごく美味しかったです。先生が毎朝様子を見に来ていただき、とても安心しました。
    • 面会制限が緩和されていて良かった。
    • お産の際、助産師さんにはずっと腰をさすっていただき、分娩台の上では、先生に足のマッサージまでしていただき、本当に心強かったです。
      お産の経過も都度教えてくださり、安心しました。陣痛中の呼吸の仕方も分かり易く声かけしてもらえて、「上手だよ」と褒めてくださり、お産を乗りきる事ができました。
      入院中の食事はとても美味しく、お祝いディナーは素敵な思い出になりました。
    • 長い期間、優しく丁寧に対応していただき、ありがとうございます。
      今後の、赤ちゃんとの生活がイメージできるように指導していただき、不安が軽減されました。これから育児を頑張れそうです。
    • 2人目の出産でお世話になりました。今回の出産では、年齢的にもメンタル面でも不安があり、出産前は不安になる事もありましたが、帝王切開でもバースプランを聞いて下さり、私の希望に寄り添う形で出産でき、初めて自分で出産した実感・感動を感じる事ができました。
      術後の一番苦しい状況で、親身になって寄り添ってくださり、様々な薬で痛みをコントロールして下さった先生のおかげで、自分の気持ちも保ちながら術後の回復に努める事ができ、本当に感謝しています。毎日の美味しい食事、クリーンスタッフさんの元気をもらえる笑顔、色々な場にグリーンがあり、ピカソやクロードモネの優しいアート、明るく清潔でやさしい環境の中で、ゆったりと身体を休めながら育児を少しずつスタートでき、気持ちにたくさん栄養をもらって満たされた日々を送ることができました。
      帝王切開での出産情報は少ないですが、他の妊婦さんにもお勧めしたい病院です。こちらでお世話になり本当に良かったと夫婦共に感じております。長い期間お世話になり、ありがとうございました。
    ご利用のママ

    ・ナースステーションに人がいない時に、呼び鈴があればいいなと思いました。

    ・妊娠後期でお腹が大きくなってくると、恥骨や腰が痛くて、服や靴下を脱いだ      り履いたりするのが大変だったので、内診室のところに椅子が欲しいです。

    ベルスタッフ

    貴重なご意見ありがとうございます。

    授乳中や授乳前後などで、スタッフにお声掛けして頂く時のために、授乳室にphsを設置させていただきました〈子機写真あり〉。
    使用方法につきましては、授乳指導の時にご説明させていただきます。分からない事などございましたら、お気軽にスタッフまでお声掛けください。

    内診室の椅子は、現在検討しておりますが、お着替えの際にご不便などございましたら、遠慮なく近くのスタッフにお声掛けしていただければ幸いです。

    ご不便をおかけし申し訳ありませんでした。