ベル通信 Vol.001【2015年8月号】

    院長からのごあいさつ

    残暑お見舞い申し上げます。

    今年は暑い日が長く続きましたが、ようやく、セミとコオロギの鳴く声が混ざり合
    う季節となって来ました。
    この度ホームページが新しくなり、『ベル通信 』を始める事になりました。
    『ベル通信』では、女性とその家族にとって役に立つトピックスや、普段診療中や入
    院中などにお伝えしている頻度の高い有用な情報などを掲載していく予定です。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    鈴木 まさし

    ホームページのリニューアルにご協力いただいた方達をご紹介いたします。

    昨年の夏頃からホームページのリニューアル作業に入り約1年、たくさんの方々にご協力いただきました。
    みなさんのお陰で公開まで至ることができました。本当にありがとうございました。
    ホームページのリニューアルにご協力いただいたみなさまをご紹介いたします。

    スペースの都合上ご紹介しきれなかった方もいらっしゃいますが、多くの方々にご協力いただきありがとうございました。


    mamakoe002
    【外来】
    先生の勧めで鍼灸治療を決めたのですが、体の不調に合わせて治療をして頂けるので、不調からくるストレス話を聞いて頂いたりと、心までスッキリできて良かったです。

    【分娩】
    頭で考えていたように静かに、落ち着いてとはなかなかできなかったけど、助産師さんがずっと優しくはげましてくれて本当に嬉しかったし心強かった。

    【入院】
    最後のディナーは主人と2人でゆっくり過ごすことができて、とてもありがたい時間でした。


    kouzyou【外来】
    中待ち合いにパパが座っているのはちょっと気になるので、体重、血圧計等をもう少し奥にするか、パパ(男性は)待ち合いまでにしていただきたい。
    【ベルスタッフより】貴重なご意見ありがとうございます。スタッフ間で改善策を検討していきます。

    【外来】
    今回の妊娠では、赤ちゃんのエコーをブルーレイディスクに録画してもらうのを忘れてしまい、記録が残せず残念だった。どこかにエコーをブルーレイディスクに録画できることが書いてあるといいと思いました。
    やっているかどうか分かりませんでした。
    【ベルスタッフより】貴重なご意見ありがとうございます。早速院内の掲示板にブルーレイディスク録画のお知らせを掲示しました。


    chiebukuro

    子宮がん

    子宮がんは、がんが出来る場所によって「子宮頸がん」と「子宮体がん」に分けられます。 頸がんと体がんは、好発年齢も原因もまったく異なるがんです。 今回は子宮頸がんについて学びましょう。

    <子宮頸がんとは>
    子宮下部の管状の部分を子宮頸部といい、そこにできるがんを子宮頸がんといいます。 以前は40~50歳代が発症のピークでしたが、最近は20~30歳代の若い年代も増えてきており、30代後半が発症のピークとなっています。

    子宮イラスト

    グラフ

    <原因>
    子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染によって引き起こされます。 HPVはセックス経験があれば誰でも感染する可能性があるウィルスで、女性の8割が50歳までに感染を経験すると言われています。 しかし、排除されず長期にわたって感染が続くと、しだいに異常な細胞が増える「異形成」という状態となります。 そこから更に行進しがんを発症する場合もあります。

    <症状>
    子宮頸がんの主な症状は不正出血ですが、初期は自覚症状がないことが多く、症状が出て検査を受けた時には生命を脅かす状態まで進行していることも少なくありません。 そこで、早期発見が重要となってきます。  

    <治療>
    がんの進行期によって、外科的治療、放射線治療、抗がん剤治療が選択されます。 初期の子宮頸がんであれば、「円錐切除術」という子宮の一部を取り除く手術で治療可能です。  

    <予防>
    がん発症前の「異形成」のうちに発見することで、子宮頸がんは予防できます。 20歳以上の方は2年に1度、40~59歳の方は1年に1度定期検診を必ず受けましょう。

    瀬戸市・尾張旭市 各種がん検診・肝炎ウィルス検診のお知らせ

    平成27年度、瀬戸市・尾張旭市 特定健康診査・がん検診を行っています。

    <検診期間>
    平成27年6月1日~平成27年7月31日
    平成27年9月1日~平成27年10月31日(8月は実施できません)
    ■子宮頸がん・乳がんクーポン対象者平成
    27年6月1~平成27年11月30日  

    <実施検診項目>
    ・子宮頸がん
    ・乳がん検診
    ・肝炎ウィルス検査 ※乳がん検診は視触診のみ当院で行い、マンモグラフィーは他医療機関へご紹介となります。  

    <対象者>
    ・瀬戸市、尾張旭市内に検診日に住民票を有する方
    ・職域等で受診する機会がない方  

    <対象年齢>
    ・子宮頸がん検診 20歳以上の方(明治・大正・昭和の偶数年生まれ及び平成の奇数年生まれの方)
    ※昭和31~50年生まれは偶数年生まれに限らず全員対象
    ・乳がん検診 40歳以上の方(昭和50年12月31日以前生まれの和暦期数年生まれの方)
    ・肝炎ウィルスが検診 当該年度40歳・45歳・50歳・55歳・60歳 以降5歳刻み(上限なし)
    【肝炎ウィルスは過去に市の肝炎ウィルス検査を受けたことがない方に限ります】

    <料金>
    がん検診料金表正 その3