院長のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。
昨年は、令和の始まりと言うより平成の終わりを感じました。医療者として社会人と成ったのが平成元年でした。平成の始めの頃には、天安門事件、ベルリンの壁崩壊、湾岸戦争、オウム真理教のテロが有り、阪神淡路大震災が起こり、長野五輪が開催されました。情報収集はインターネットでは無くテレビからでした。情報が何時でもネットで検索できる様になり、記憶が薄くなっている様な気がします。令和時代を見て聞いて感じて記憶に留めたいと思います。
今年は開業して19周年になります。生まれて来た子供達に、『生まれたトコがここで良かった。』と言ってもらえる様、思春期になったら健康のパートナーにしてくれる様なクリニックを目指したいと思います。
(鈴木まさし)
クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します!
2019年11月生まれの赤ちゃん
2019年12月生まれの赤ちゃん
※ 許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。
・助産師さん、看護師さん、先生どの方も優しくて安心して入院生活を過ごせました。授乳の仕方も詳しく教えてもらえて良かったです。毎日の食事もとてもおいしかったです。
・とても満足のいくお産ができました。助産師の方と授乳の時間に話すことができ、不安なことがなく退院できそうです。キーパーの方もいつもあいさつして頂けてとても気持ちが良かったです。
・2回目の帝王切開で不安も大きかったですが、無事元気な赤ちゃんと対面する事ができ、とても感謝しています。入院中の助産師さんによるサポートも改めて手厚いなと感じました。正直、新生児育児をどうやっていたか記憶が薄れていたので、ここでしっかりおさらいをして今後の育児に役立てたいと思います。本当にありがとうございました。
・スタッフさん同士の連携がとても素晴らしいと思いました。何気なくお願いしてみた事が、翌日にはきちんと手配してくださったり、サッと情報が共有されていて多々感動することがありました。院内もお掃除が行き届き快適で、お食事もとても美味しく、何よりも全スタッフが本当に温かいクリニックベルさん大すきです。
・出産のムービーを撮ってもらえたり、へその緒を切ったり、胎盤をみせてもらえたり、とてもいい思い出になりました。ここで出産してよかったです。ありがとうございました。
・個室の部屋にクッションを2,3個置いてほしい。見舞いの人や泊まりの人がくつろげるように。
スタッフより
ご不便をお掛けして申し訳ありません。入院を快適に過ごしていただけるように、クッションの貸し出し用を用意いたしました。ご希望の方はスタッフにお声掛けください。貴重なご意見をありがとうございました。
【離乳食のポイント】
生まれたての赤ちゃんは、母乳やミルクから必要な栄養・エネルギーを補っていますが、1歳までの成長はめまぐるしく、次第に母乳やミルクだけでは栄養が補えなくなってきます。
そのため、徐々に大人と同じように食事から栄養を摂れるように練習していきます。その食事が離乳食です。離乳食は「面倒くさい」「大変そう」というイメージを持たれがちですので、今回は離乳食のポイントについてお話しします。
【開始の目安】
*生後5~6ヶ月に入っている
*よだれの量が増えている
*支えがあればお座りできる
*食事に興味を持っている
*スプーンを口に入れても押し出さない
*機嫌も体調も良い
【ゴックン期のポイント】
*腎臓の機能が未熟なため、味付けはせず、素材の味だけで
*生ものは禁止 ⇒ モグモグ期頃までは必ず加熱したものを与える
*膝の上で抱きながら食べさせ、食べることの楽しさを教える
【モグモグ期のポイント】
*1人で座れるようになってきたら、椅子に座って食べる練習をする
嫌がる場合は膝の上でもOK
*味付けに出汁を使う
【カミカミ期のポイント】
*フォローアップミルクを使う
*鉄が不足しやすいので、赤身の肉や魚料理を作る
*味覚が発達するので色々な味付けにする ⇒ 薄味のままでOK
*手づかみで食べえられるようなものを作り、自分で食べる練習を
【パクパク期のポイント】
*欲しがるようであれば、離乳食後に母乳を与える
*食事だけでは栄養が不足するため、おやつを与える
【時短ワザ】
ご飯は冷凍すると1週間保存できるので、まとめて作っておくと便利です。さらに炊飯器で一緒におかずを炊いて冷凍しておけば、毎日の離乳食が手軽に作れます。
離乳食をたくさん食べる子もいれば、まったく食べない子、急に食べなくなる子など様々です。頑張って作った離乳食を食べてくれないとガッカリしたり、他の子と比べて焦りを感じることもあります。しかし、大切なのは食事が楽しい時間だと感じさせてあげること。食べようとしない時は無理に食べさせず、お子さんのペースに合わせて食事をすすめていきましょう。
ただし、離乳食が進まず体重が増えないようであれば、断乳したり、食事内容を見直す必要があります。不安があるようでしたら、健診や母乳外来などでご相談ください。