ベル通信 Vol.043【2020年2,3月号】

    院長のごあいさつ

    3月に入ってから瀬戸旭医師会館で陶生病院感染症内科部長の武藤義和先生による「新型コロナウイルス感染症に対する医療機関の対応について」の講演がリモート会議(テレビ中継方式)で開催されました。国際渡航医学会専門医の資格を持ち、多くの渡航者感染症の患者さんを対応してきた方で、陶生病院で渡航者外来を担当する感染症制御のスペシャリストです。講演を拝聴して正しい情報を得る事が出来ました。初めてのお産と同様、未知の事未体験の事に対しては、正しく恐れるのが肝要だと思います。

    新型コロナウイルス感染症騒動は、2019年12月31日に27例の原因不明のウイルス肺炎が武漢の華南海鮮城で報告された時から始まり、全世界で約10万人を超える感染者が確認されています。国内でも400人、県内でも70人程の感染がPCR検査で確認されています(3月7日現在)。感染源の中国本土では感染者は減少して来ている様ですが、我が国も含めてその他の国での増加は続いています。

    妊娠中は、季節性のインフルエンザにかかると症状が重くなり、長引くことが知られています。新型コロナウイルスでは感染者数の最も多い中国湖北省でも、現時点で妊婦における重症化や胎児障害の報告はありません。とは言えワクチンが無い現在、感染予防の基本は石けんを使った手洗いの徹底です。手洗いのポイントは、①石けんを使う、②洗い残しがないようにする、の2点。泡立てた石けんで指先、指の間、手首まで30秒以上(これが大事)かけてていねいに洗います。石けんで洗うことで、ウイルスを包みこみ、洗い流す効果があります。アルコールでの消毒も極めて有効です。石けんで手洗い後アルコール消毒をすれば完璧です。

    この季節、通常の風邪やインフルエンザとの区別もつきにくい為、くれぐれも咳が出る方は人前ではマスクの着用をオススメします。又、50歳以下は軽症や無症状感染の例も有るので、来院時には入り口でのアルコール消毒とマスクの着用をお願いします。

    (鈴木まさし)

     

     


    happybaby00

    クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します!


    2020年1月生まれの赤ちゃん

    2020年2月生まれの赤ちゃん


    ※ 許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。


    ・今回は3度目の出産です。毎回サービスの質が向上していると感じます。赤ちゃんとママのケア、食事の面、病院の環境全てが素晴らしいです。大変お世話になりました。

    ・出産直後の様子をビデオにとって頂き、当時の喜びを何回も思い出すことができています。赤ちゃんの頭が出てきた時点で、先生がカメラを使ってその様子を見せてくださったおかげで、励まされ痛みがやわらぎました。ありがとうございました。上の子達まで宿泊させて頂き、とても助かりました。助産師看護師の皆さんも私のこと、家族のこと気にかけて色々手伝ってくださいました。入院中2Fのプレイルームで遊べたり、ビデオやおもちゃを貸し出してもらえたおかげで上の子供達も楽しめました。ご飯も初めは量の多さに驚きましたが美味しいのでほとんど食べれちゃいました。毎回楽しみでした。こちらの病院で産むことができて良かったです。本当にありがとうございました。

    ・一人目の時も二人目の時もこちらでお世話になりましたが、一人目の時にもお世話になった助産師さん達の顔を見るととても安心できました。二人目もこちらでお世話になって良かったです。先生をはじめお世話になった方々本当にありがとうございました。

    ・分娩時や授乳時の助産師さんのサポートがしっかりあり心強かったです。入院中の食事がとてもおいしく毎回楽しみです。出産も頑張れました。毎日きれいに掃除をしていただきありがとうございました。院内全体がとてもきれいです。

    ・産後に赤ちゃんを預かってくださるので、身体を休める機会も多く、とても助かりました。授乳中も気にかけてくださり、わからないことも聞きやすかったです。退院後もしばらくお世話になりますがよろしくお願いします。

     


     

    kouzyou

    ・入院中の指導を父親も受けれるようにしてほしかったです。せっかく休みを取って付き添ってもミルクをあげたり、沐浴をさせたりして赤ちゃんと交流できないのは寂しかったなと思います。

    スタッフより

    ご不便お掛けして申し訳ありません。育児不安の強い方、体調に不安のある方、里帰りせず旦那さんと二人で育児をされる方などは、助産師外来でご相談し、入院中にご家族への指導を行っております。
    できるだけご希望に添えるようにさせていただきたいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。

     

     


    chiebukuro

    【減塩を心がけて健康を維持しましょう!!】

    日本人は1日の塩分摂取量が多すぎだと言われています。
    味噌や醤油を使い、料理することが原因です。また、練り物や漬物、干物などの
    加工食品にも 、たくさんの塩分が含まれています。
    料理の組み合わせによっては、知らず知らずのうちに塩分を多く摂ってしまっている
    かもしれません。

     

     

     

     

     
    塩分の多い食事を長年続けていると、高血圧症など様々な病気を引き起こす可能性が
    あります。健康的な食事を心がけて病気を予防しましょう。

    【減塩のポイント】

    健康は食生活と深く関わっています。まずは、調味料を計量スプーンで計るなど簡単なことから始めて、日頃から薄味を心がけましょう。