ベル通信 Vol.013【2016年8月号】

院長からのごあいさつ

リオ五輪が始まり、多くの女性アスリートの活躍が期待される中、にわかに健康への意識が高まって来ているのでは無いでしょうか。

「人は血管とともに老いる」という有名な言葉があります。当院では、院内で簡単に血管年齢の検査を行う事で、動脈の硬さ・閉塞、狭窄の有無を約5分で測定できます。
動脈が硬くなるのは、加齢のほか、運動や食事、喫煙習慣など日常生活の乱れも影響します。
運動ではウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的とされており、実際に血管年齢が下がったとする研究結果も報告されています。早歩き程度のウォーキングを1日30分以上するといいとされています。食生活では全体のカロリーを抑え、乳製品が含むラクトトリペプチドや、ウコンの主成分クルクミンなどの摂取が効果的です。食塩や喫煙、肥満などは悪しき影響をもたらします。

更年期には脂質異常症(高脂血症)・動脈硬化、骨粗鬆症のような疾患の発現頻度が増加する事が知られています。健常な血管年齢で、四年後の東京五輪を迎えたいものですネ。

(鈴木まさし)


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2016年7月にクリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介いたします!

※ 許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。


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【外来・各種教室】
初めての育児で不安なこともたくさんあるので、退院してからも母乳外来など積極的に利用させていただきたいと思います。

 【入院中】
・赤ちゃんを預かってもらうことができたので、自分の体を休めることができてよかったです。

・設備が整っていて快適に過ごせました。


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【入院中】
沐浴のDVDを観る時に機械の操作の仕方が分からなかった。

 ベルスタッフより
ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。沐浴DVDのケースの表にDVDの操作方法を付けさせて頂きました。DVDご利用時に操作手順など分からないことがあれば、スタッフにお声をかけてください。


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ジカウイルス感染症(ジカ熱)

ついにリオ五輪が始まりました。皆さんも一度は耳にしたことがあると思いますが、開催国であるブラジルで少し前からジカウイルス感染症(以下ジカ熱)が問題になっています。実際、ジカ熱を懸念して五輪を辞退した選手もいました。
日本では、流行地から帰国後にジカ熱を発症した例はありますが、国内で感染した事例は今のところ報告されていません。しかし、これからオリンピックをはじめ夏休みの海外旅行など、流行地へ渡航する人が増えてきます。また、日本に生息するヒトスジシマカの活動時期になるため、日本にいれば安心!!とは言い切れないかもしれません。

今回はそんなジカ熱についてお話しします。

ジカ熱ってどんな病気?
ジカ熱は、主にジカウイルスを持った蚊に刺されることによって感染します。
ネッタイシマカとヒトスジシマカが媒体蚊として確認されており、ヒトスジシマカは日本にも生息しています。ジカ熱
感染者は上記の風邪のような症状が現れますが、多くは軽症で入院を必要としません。また約80%は無症状で経過するため、気付かないまま感染していることもあります。
ジカ熱そのもので健康な成人が死に至ることは稀ですが、基礎疾患があったり、免疫力が低下している場合は特に注意が必要です。

妊婦がジカ熱にかかると…?
妊婦がジカ熱に感染することで胎児が感染し、小頭症の児が生まれてくる症例が数多く報告されています。
しかし、妊娠初期・中期・後期、どの時期での感染が、胎児にどの程度影響するのかは、まだ分かっていません。

妊婦が注意すること!
ジカ熱はワクチンなどの確立した予防対策はなく、ウイルスとの接触を避ける以外方法はありません。流行地への渡航は控えるとともに、国内でも外出時は肌の露出を避けるために長袖や長ズボンの着用、虫よけスプレーを使用するなど、蚊に刺されないように注意しましょう。
さらにパートナーが流行地から帰国した場合は、性行為感染を予防するために、妊娠期間中の性行為はコンドームを使用するか、性行為を控えましょう。蚊の媒介

最近ではジカ熱とギランバレー症候群の関連もトピックスに上がっていますが、まだまだ解明されていないことが多くあります。過度に心配することはありませんが、不安な症状がある場合は、早めに医療機関を受診して下さい。