ベル通信 Vol.053【2021年10,11月号】

    院長のごあいさつ

    11月に入り当院のホームページが6年振りにリニューアルされました。今回がリニューアル後最初のベル通信です。この6年間に2回、産婦人科診療ガイドラインが改訂され、女性に対する医療は着実に進化しました。主な事では、「妊娠高血圧症候群」の名称・定義・分類が改定され、その対策が変わりました。詳しくはベル通信Vol.051 【2021年6,7月号】をご覧下さい。又、子宮内膜症などの「器質性月経困難症」の治療の管理が保険点数化され、女性特有の疾病による社会的損失が改めて認識されています。

    その傍で、子宮頸がんワクチン接種率が上がらない中、厚生労働省は11月半ばに専門家の会合を開いて現在の対象年齢への子宮頸がんワクチンの積極的勧奨再開を正式に決め、その後、さかのぼった救済措置の対象者や実施する時期を議論する事が決まりました。接種を検討されている方には、子宮頸がんワクチンの情報を提供しているWebサイト、「みんパピ!」https://minpapi.jp/をオススメします。

    令和2年度は、新型コロナウィルス感染症が拡大した影響で、全国的にがん検診受診率の低下が認められました。受診間隔の延長による異常の見落としと進行が危惧されます。

    11月4日に、日本対がん協会などが令和2年にがんと診断された人が前年より9.2%減ったとする調査結果を発表しています。がんは初期のうちは無症状であり、診断が減ったのは検診の受診が減ったことの反映と考えられています。瀬戸市尾張旭市は子宮頸がん検診の期間を延長した事もあり、受診率はほぼ前年度と同じでした。

    瀬戸市尾張旭市の住民検診による子宮頸がん検診の期間は、受診券には11月末までと記載されていますが、本年度は令和3年12月末まで受診出来ます。未受診の方はどうぞご利用下さい。

    (鈴木まさし)


    クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します!

    2021年9月生まれの赤ちゃん

    2021年10月生まれの赤ちゃ

     許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。


    外来

    ・ヨガに参加して呼吸法を生かすことができた。参加することで同じ境遇の方と仲良くなれた。                同じ思いをしているのは自分だけではないんだと不安を解消することができました。            ・ヨガや鍼灸があるのは嬉しかったし、託児があるのもとても助かった。              ・母親教室やヨガが参加の時などに託児を頼めたのも助かりました。               ・初めての電話の問い合わせで受付の方がやさしく対応してくださってうれしかったです。

    病棟

    ・念願の夫の立ち合いも実現でき、出産時に院長先生がカメラ撮影をしてくれたことが夫婦共々すごく印象にのこってます。                                    ・コロナ過でありながら、しっかりと感染対策をした上で、立ち合い・面接をさせて頂けて、ありがたかったです。                                        ・いつも前向きになる声掛けをしてくれたので不安がすぐ解消された。これからの子育てで活かせる事を沢山指導してくれた。どんな些細な事でも丁寧に皆さん答えて下さりありがとうございました。 ・いきまない呼吸を大切にしたお産は産後の体にも負担がなく理想の出産ができました。サービスも行き届いていて毎日快適に過ごせました。栄養たっぷりの食事、自分達ではとれない沢山の写真、ありがとうございました!                                                                                                       

    病棟

                

    部屋に加湿器があると嬉しいなと思いました。

                 

    ご迷惑をお掛けしました。気温や湿度をみながら、各お部屋の冷暖房、加湿器の設置をする時期を決めておりますが、ご入用の際はいつでも気軽にお声がけください。現在は各部屋に設置されております。貴重なご意見ありがとうございました。