ベル通信 Vol.055【2022年2月,3月号】

    院長のごあいさつ

    感染第6波が中々終息しない中、新型コロナワクチンの3回目の追加接種に続き、5〜11歳への初回接種が開始されます。

    昨年の第5波までの家族内感染は、お父さんから他の家族へ感染することが多い様でしたが、第6波では子供達から感染するケースが増えている様です。当院に通院中の妊婦さんにも同様の感染経路の方が複数人見られます。家族内感染を防ぐのは容易では有りません。

    新型コロナ感染症予防対策のお陰か、2018〜2019年に掛けて日本国内で大流行した風疹感染症は、国内で2018年は2,941 人、2019年は2,298 人が報告されましたが、2020 年以降は感染者が減少し、2020年は101 人、2021年12 人、本年2022年は2月末時点での感染報告は有りません。愛知県内でも2018年は118人、2019年は59人の感染報告が有りましたが、2021年以降の感染報告は有りません。

    妊娠中の風疹感染症は、先天性風疹症候群 (CRS)を起こす事が危惧されます。詳しくはベル通信Vol.38【2019年4,5月号】又は、漫画『コウノドリ4巻、TRACK14 風疹(当院待合室に在ります。)』をご覧下さい。2018〜2019年の流行で、2019〜2021年には6人の子供達がCRS と診断されています。

    2018年の風疹感染流行を受けて、2019年より、風疹抗体保有率が約80%と他の世代に比べて低い1962(昭和37年)年4月2日~1979(昭和54年)年4月1日までの間に生まれた男性を対象として、2022年3月(今月)まで、抗体検査と予防接種法に基づく定期接種(無料)を行って来ましたが、この度3 年間の延長が決定し、2025年3月まで第5 期定期接種として継続される事に成りました。

    尚、現在日本産婦人科会は、『2022年“風疹ゼロ“プロジェクト宣言』を発し、対象者への検査とワクチン接種を呼びかけています。http://www.jaog.or.jp/rubella

    感染者が減少している今こそ”風疹ゼロ”を達成するチャンスです。検査とワクチン接種対象の方は是非ご利用下さい。

    以前(2019年12月26日付)FBでアップしましたが、スズキ マサシ(55歳)の風疹抗体価は32倍で獲得出来ていました。

    (鈴木まさし)


    クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します!

    2022年1月生まれの赤ちゃん

    2022年2月生まれの赤ちゃ

     許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。


    外来

    ・いろんなスタッフの方が分からない事等に対して親身になって話を聞いて下さり助かりました。

    ・受付のスタッフさんの対応が丁寧で安心できます。

    病棟 

    ・スタッフの方々、皆さま優しくて温かい方ばかりで入院中はアドバイス頂いたりたくさん助けて頂き、感謝の気持ちで一杯です。前回の入院のときのことなども参考にお話しして下さったり安心感がありました。

    ・お料理もいつもおいしく、お掃除もいつも丁寧にして下さり、快適な充実した時間を過ごさせてもらいました。お世話になり、ありがとうございました。

                                                                                                       

    病棟

                 

    授乳室を安心してご利用頂けるように様々な感染対策をしています。

    ・対面にならないように椅子を配置

    ・使用人数を制限

    ・授乳クッションの個人持ち使用

    換気、消毒、蜜を避け、安心して入院生活を過ごして頂けるようにスタッフ一同取り組んでいます。