瀬戸市に秋の訪れを告げる、天下の奇祭「せともの祭り」は毎年9月の第2土・日曜日に行われます。祭りの見どころは何と言っても「せともの大廉売市」。お気に入りの一品をお店の人と掛け合ってお値打ちに手に入れるのは、ネットオークションで見知らぬ人と夜中に競り合うのとは違った温かい面白さがあると思います。
秋の夜長には眠りに問題がある人は大変かも知れません。日本人の5人に1人は不眠の訴えがあると報告されています。睡眠障害(不眠症)の性差に関しては諸説ありますが、女性の睡眠障害はホルモンの影響を受けることが指摘され、月経前の黄体後期に睡眠の質の低下が起きたり、更年期以降に中途覚醒(入眠中に起きる)や早朝覚醒(朝早く目覚める)が増えてきます。
睡眠障害の改善には年齢に応じて目標睡眠時間を6〜7時間に設定し(加齢と共に短縮)、就床から起床までの寝床で過ごす時間を7時間以内にする事が重要です(寝過ぎも良くない)。 適度な運動は良好な睡眠を得るために有効です。又、薬剤療法を行う際には症状に合わせた薬剤を適切に使用することが大事ですのでご相談下さい。
せともの祭りに行けなかった方は、11月にある「秋の窯めぐり」もオススメです。こちらの方がよりディープです。
(鈴木まさし)
2017年8月にクリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介いたします!
※ 許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。
【妊娠中】
・上の子のときフィットネスやヨガを受けず少し後悔しましたが、今回は受けることができ楽しいマタニティライフを過ごすことができました。また、フィットネス、ヨガの教室で同じくらいの週数のプレママさんと仲良くできたのがうれしかったです。
【入院中】
・患者側の要望を聞いて下さり(バースプランや母乳)、ありがたく思います。良いお産ができました。スタッフの皆様には本当に感謝しています。
・先生はとてもクールな方だと思っていましたが、非常にこまやかで、気がきいて、的確で信頼できる優しい先生でした。
・施設がとてもきれいで気持ちよく過ごせました。
知って得する豆知識 ー高額療養費制度編ー
今回は高額療養費制度の概要、手続きの方法などをご説明します。
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った医療費の額がひと月(月の初めから終わりまで)で、自己負担限度額を超えたときに、その超えた金額が支給される制度です。
(保険外診療、入院時の食事負担や差額ベッド代等は含みません。)
通常(正常分娩)の出産は入院費のほとんどが自費診療となるため、対象になることは稀です。
しかし、帝王切開での出産は、手術費用が保険診療となるため高額療養費の対象となる場合があります。
【高額療養費の申請方法】
申請の手続きには、次の2つの方法があります。
・限度額適用認定証を利用する(事前に手続きをする)
事前に手続きをする方法を限度額適用認定といいます。窓口で負担する金額はどんなに医療費がかかっても自己負担限度額までとなりますので、家計にやさしい方法です。
・高額療養費を支給申請する(事後に手続きをする)
事後手続きは、医療費を全額窓口で支払っておき、自己負担限度額を超えた分を後日保険者に請求する方法です。払い戻しは、医療機関等から提出される診療報酬明細書の審査を経て行われるため、診療月から3ヵ月以上かかります。つまり立替払いをしておき、後から還付してもらう方法です。
【申請等のながれ】
【申請に必要な書類】
書類は、各保険者(国民健康保険、協会けんぽ、健康保険組合など)によって異なりますので、各自で保険者にご確認ください。以下は国民健康保険の場合です。
限度額適用認定書を利用する場合
・国民健康保険証
・申請する方の身分証明書
・印鑑
高額療養費を支給申請する場合
・領収証
・国民健康保険証
・印鑑
・振込先金融機関口座の分かるもの
・高額療養費申請についてのハガキ
【自己負担限度額とは…】
自己負担限度額は年齢および所得状況等により設定されています。
※ここでは、70歳未満の区分をご説明します。
☆世帯合算…おひとり1回分の窓口負担では上限額を超えない場合でも、複数の受診や、同じ世帯にいる他 の方(同じ医療保険に加入している方に限ります。)の受診について、窓口でそれぞれお支払いいただいた自己負担額を1ヵ月単位で合算することができます。
☆多数回該当…過去12ヵ月以内に3回以上上限額に達した場合は、4回目から「多数回」該当となり、上限額が下がります。詳しくは厚生労働省のHPをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html
【当院での支払いの流れ】
限度額適用認定証を利用する場合
①入院時に、限度額適用認定証を受付に提示する。
②退院時に、自己負担限度額まで減額された入院費を支払う。
高額療養費を支給申請する場合
①退院時に入院費を全額支払う。
②高額療養費支給申請書等の書類を保険者に提出する。
③自己負担限度額を超えた分が、後日払い戻される。