ベル通信 Vol.016【2016年11月号】

    院長からのごあいさつ

    「子宮頸がんは、検診とワクチンで(理論上は、ほぼ100%)予防できるがんです」
    先月末で、今年度の住民検診による子宮頸がん検診が終了しました。なお、無料クーポン券をお持ちの方は11月末が最終有効期限ですので、忘れずに早めに受診される事をオススメします。

    子宮がんについてはベル通信Vol.001で詳しく説明していますが、子宮頚(けい)がんは性交渉によって侵入するHPV(ヒト・パピローマウィルス)がその発症に深く関与しています。
    一般的な検診は、子宮頚部の表面の細胞を綿棒などの器具で軽くこすりとり、細胞の異常な変化を調べる
    「細胞診」を行います。その他に、HPVの感染を調べる「HPV検査」があります。
    日本では、現在一部の自治体が細胞診・HPV 検査併用検診を導入・施行しています。HPVはだれにも感染しますが、その90%は自然に消えます。このHPV検査はHPVに感染したかどうかの検査ではなく、”HPVが消えたかどうかの検査”で安心が買えます。両者陰性の場合には少なくとも3年間はがんにならないので
    “3年間保証”できます。細胞診の”残り材料”でできます。当院でも、がん検診の時オプションで検査できます。30歳以上の出産適齢期の方にお勧めします。又、HPVワクチンは成人女性でも効果があります。

    ワクチン接種への迷い、検診へのためらいが皆さんの生活を一変してしまうかもしれません。
    “20 21 49 KG~20歳になったら 2年に1回 子宮 頸がん”お忘れ無く。

    (鈴木まさし)


    happybaby00

    2016年10月にクリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介いたします!

                     ※ 許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。


    mamakoe002

    【外来・各種教室】
    主人と一緒でも本がある場所など充実しているので、本人(主人)は退屈になることはなかったそうです。

     【分娩】
    1人目の出産の時、時間がかかりましたが自然に進めていく分娩方法が良かったので、今回もこの病院にしました。今回は、促進剤使用についても私の気持ちを考えてくれて、どうするか相談して頂けました。
    結局促進剤を使わずに出産できました。

     【入院中】
    2度目の帝王切開での出産でした。背中の痛み止めのおかげかどうかわかりませんが、動けるようになったのは前回より早かったです。歩けるようになってもそんなに傷にひびく事もなかったです。

     【その他】
    お祝いディナーは今後の事を夫と笑いながら頂くことができて、とっても幸せな時間でした。


    kouzyou

    入院中の食事はどれもおいしく、栄養バランスも良く満足です!
    簡単なメニューがあったらレシピを公開してもらえると、家でも作れていいと思います。

    ベルスタッフより
    貴重なご意見ありがとうございます。レシピを教えて欲しいというご意見は以前からたくさん頂いており、検討していました。今後はどなたでも簡単に作れるような料理があれば、Facebookにてレシピを掲載する予定です。


    chiebukuro

    出産時のアロマセラピー

    出産予定日が近づいてくると、心待ちにしていた赤ちゃんとの対面にワクワクしたりする反面、出産の不安でドキドキするかと思います。実際に陣痛が来ると体がこわばり、なかなかリラックスできない時もあるかもしれません。そこで今回はリラックスするための方法の一つとして、当院でおこなっているアロマセラピーについてご紹介させていただきます。
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    アロマオイル(精油)の中には、お産を促す作用のあるもの、鎮痛作用のあるもの、リラックス効果のあるものや元気を出す力となるものなどがあります。そのため、思ったようにリラックスできない時にはアロマセラピーも効果的です。上手に活用してお産を乗り切りましょう。

    芳香浴
    yjimage精油を空気中に拡散させ、呼吸をすることで
    鼻から体に香りと成分を取り入れる方法です。
    手軽におこなえて、心身への影響も穏やかなのが特徴です。

     


    ★ディフューザーを使う
    (アロマライトやアロマポットなど)aroma_diffuser1
    長時間、お部屋に香りを拡散させて芳香浴をしたい時に使用します。
    院内では、分娩室、陣痛室のみご使用できます。

    ★ハンカチやティッシュを使う
    どんな場所でも、芳香浴をしたい時に手軽におこなえます。
    ハンカチやティッシュに精油を1~2滴落とし、鼻に近づけて深呼吸をします。
    枕元に置いたりすることで、呼吸法をしながらリラックスすることができます。

    当院で取り扱っている精油
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    ※陣痛中は香りに敏感になりますので、
    自分の好む香りで心地良いと思う精油を選ぶと良いでしょう。

     

    アロマセラピーはリラックスする方法の一つです。
    安産に向けて、呼吸法や音楽、マッサージアロマセラピーなど
    ご自分に合ったリラックス方法を見つけておきましょう。