ベル通信 Vol.048【2020年12,1月号】

    院長のごあいさつ

    新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

    今年は開業して20周年になります。『生まれた時からクリニックベル』来年成人式を迎えるベル第1世代の、生涯に渡る健康の良き相談相手として、スタッフと共に微力ながら地域医療に携わり続けます。

    私達は現在、2020年からの大きな変化が起きつつある時代に在ります。変化の時は答え無き新たな時です。変化に戸惑い、メンタルに不調を来す妊産婦さんや婦人科の患者さんが増えて来ると思われます。これまでの経験を生かしながら、正しい情報提供と医療を行い、スマイルとユーモアを持って対応したいと考えています。

    不得意だけど作り笑いも解禁しようかなぁ。

    (鈴木まさし)

    happybaby00

    クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します!

    2020年11月生まれの赤ちゃん

    2020年12月生まれの赤ちゃ

     許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。


    【外来】

    ・先生、助産師さん、清掃スタッフさん、受付スタッフさんがみんな親切。

    ・妊娠中に鍼灸を受け、とにかく気持ちよかった♡

    ・鍼灸で不眠・冷えが改善された。

    【入院中】

    ・和やかな雰囲気を作り出してくださったお陰で、緊張もほぐれて、思い出に残る、満足のいくお産を経験することが出来ました。

    ・沢山の患者さんが居たのにも関わらず、一人一人丁寧に対応して下さって、とても有意義な時間を過ごすことができて感謝しています。季節の飾りつけがあることで雰囲気が感じられて良いなと思った!

    ・先生がはっきりしっかりと頼もしくご回答くださるので安心して手術の日を迎えられました。看護師さんだけではなくスタッフの皆さんのお気遣いがとても心地よく感じ、気持ちよく新生活を始められました。ありがとうございます。

    ・立ち合いなしの分娩でしたが、助産師さんがさすってくれたり、お尻を押してくれたりして、とても心強かったです。本当にありがとうございました。

    ・授乳室では赤ちゃんのことを丁寧に教えてもらえて良かったです。

    ・出産時は先生方のおかげで安心して出産に臨むことができました。
    産後は助産師さんや看護師さんから授乳に関してアドバイス頂き勉強になりました!そして3食+おやつ
    が美味しく楽しみでした。キーパーの方々が毎日キレイにして下さるおかげで快適な入院生活を送ること
    ができました。


    kouzyou

    【外来】

    ・1週間健診だと思うのですが、BABYの体重チェック後、助産師さんがロビーでママさんと話されているのですが、それは個室とかではできないのですか?「足りていない」という内容の会話が丸聞こえで、自分だったら他の方に聞こえてしまうのは辛いと思いました。

    スタッフより

    配慮が行き届かず、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。
    今後、別室で1週間健診を行うことにしました。
    貴重なご意見ありがとうございました。

    chiebukuro

    トキソプラズマ感染症

    「トキソプラズマ」は主に食べ物から感染し、特に妊娠中に感染するとお腹の赤ちゃんに影響を及ぼすため注意が必要です。

    感染しても健康な大人であれば、ほとんどの症状はなく、症状が出たとしても軽い風邪くらいです。

    また、一度感染すると免疫ができるので、繰り返して感染することはありません。

    しかし、妊娠中もしくは妊娠直前に初めてトキソプラズマに感染すると、

    胎盤を通ってお腹の赤ちゃんも感染し、先天性トキソプラズマ感染症を発症することがあります。

    妊娠初期に感染すると赤ちゃんに感染は及びにくいものの、流産してしまうことがあります。

    妊娠後期に感染すると赤ちゃんへの感染の危険性は高まりますが、症状は一般的に軽くなります。

    トキソプラズマ感染症の予防対策

    妊娠中に特に避けてほしいものは、生肉です。

     ・哺乳類の肉にはトキソプラズマ原虫というものが潜んでいることがあります。生ハムや鳥刺し、馬刺し、ユッケ、レアステーキなどの生肉を食べないようにしましょう。

    ・トキソプラズマは土壌にも生息しています。生野菜を食べる時は、丁寧に洗うか、加熱して食べるようにしましょう。果物も丁寧に洗い、皮が剥けるものは剝いて食べましょう。

    ・生肉に触れたまな板や包丁などはしっかり洗い、清潔に保ちましょう。

    ・猫を飼っている人は、猫の糞の処分は家族にお願いしましょう。飼い猫が生肉を食べたり、外でネズミなどを捕食してトキソプラズマに感染し、その糞に触れた妊婦さんが感染することもあります。

    ・どうしても自分で猫の糞の処理をしないといけない時は手袋を着用し、すみやかに処理しましょう。

    ・糞の処理の後は手をよく洗ってください。

    ・猫を野外に出さないようにし、ドライフードや缶詰などの市販のキャットフードをあげるようにしましょう。

    ・土の中にトキソプラズマが潜んでいることがあるため、ガーデニングや畑仕事などの土を触る作業は避けてください。畑仕事などでどうしても土に触らないといけない時は手袋を着用し、作業後は手を丁寧に洗いましょう。